聖鐘の乙女 星の剣と魚の子守歌 / 本宮ことは / 一迅社文庫アイリス
シリーズ第12巻。学院を去り、負傷したネイトに付き添って、サリアン王子の館に身を寄せることになったアティーシャ。ネイトとサリアン王子の間で板挟みになりかけたアティーシャでしたが、彼女は覚悟を決めたようです。最近サリアン様が怖いです。アティーシャは逃げ切れるのか心配です。一方のネイトは相変わらず頑なです。アティーシャの思いを受け止めることができるのか、こちらも心配。それにしてもアティーシャ、
「こねないでっ!」
はないでしょ(笑)。
さて、「フィスハの願い」に関しては、断片的な情報はありますが、まだ全体像はつかめない状況。学院を出たアティーシャが、どのような立場でこの謎に関わってくるのか、今後が楽しみです。