2012年11月22日

呪われ王子と森の魔女 / 深月織



呪われ王子と森の魔女 / 深月織 / 一迅社文庫アイリス

ハクビの森に暮らす魔術使いの少女ナリアは、母の名を継ぎ「白魔女」と皆に呼ばれているものの、実力不足に悩んでいました。そんなナリアの元を、迫力のある美女エリスが訪れます。エリスは「宵闇」とも呼ばれる天災並みの魔術師に呪いをかけられ、美女の身体に変えられた王子だったのです。実力不足を自覚するナリアでしたが、彼女はエリスの依頼を受け、呪いを解くために奔走を始めたのでした。

「美女」エリスが、冒頭からいきなり被っていた猫が剥がれて口が悪くてがさつで、ナリアの夢を壊してしまいました。また、ナリスは「宵闇」のことを知っているようで、呪いを解くための比較的簡単な方法に気づきます(呪いを解くおなじみのアレ)。しかし、ナリスはその方法を取ることができず、呪いを解析するという正攻法で奮闘するのでした。ちなみに表紙とカバー折り返しのイラストにある種のネタバレがあるので注意。クライマックスシーンはある意味倒錯的かも……(気に入ってます)。
posted by まつもとかなめ at 21:45| 小説