2012年07月23日

時間の歩き方 3 / 榎本ナリコ



時間の歩き方 3 / 榎本ナリコ / 朝日新聞出版

コミックス第3巻、現時点での最新巻です。遇太を元の時間軸に戻そうと密かに奮闘する杉田果子。そんな彼女が迷い込んだのが、25世紀の「眠り姫」の世界……。と、不思議な展開から、一気に話が動きました。遇太の父に起こったできごとが明らかになった一方で、杉田果子の「特異体質」に絡む話も出てきました。今後の展開が楽しみです。
posted by まつもとかなめ at 06:26| 漫画

2012年07月22日

時間の歩き方 2 / 榎本ナリコ



時間の歩き方 2 / 榎本ナリコ / 朝日新聞出版

コミックス第2巻です。1巻のラストに出てきた「遇太がタイムトラベルをしている理由」についてのさらなる展開を期待していたら、脱線して「重大な規則違反を犯して時間刑務所に収監されている小説家の話」でした。これはこれで切なくて良い話ですが、やっぱり本筋が気になるところ。なお、小説家の話の中で、本作の時間に関する設定がいろいろ解説されています。今後、そのへんが展開に関わってきそうです。
posted by まつもとかなめ at 22:47| 漫画

2012年07月21日

時間の歩き方 1 / 榎本ナリコ



時間の歩き方 1 / 榎本ナリコ / 朝日新聞出版

隔月コミック誌「ネムキ」に連載中のシリーズで、最近コミックスの3巻が出たところです。タイムトラベルがテーマの作品です。

主人公の杉田果子は一見普通の中学生ですが、ドアなどを開けた際に別の時間に出てしまうという特異体質の持ち主。ある日、恋する先輩の事故死を目撃してしまった果子は、彼女をタイムトラベラー(略してタラベラー)と勘違いして話しかけてきた25世紀人の井村遇太を巻き込んで、先輩を助けようと試みるのでした。しかし、人の生死に干渉することは、重大な時間の改変に……?

この作品の設定では、「時間」そのものには改変に対する自己修復作用がありますが、それを突破して改変が行われると、関連する時間軸から弾き出されて一切の干渉できなくなってしまいます。これが「ホールド」という現象で、重要なキーワードになっています。

シリアスな展開をコミカルに描いた作品です。設定では2007年が舞台ですが、どことなく一昔前の雰囲気を感じる話でした。ちなみに25世紀の世界は「20世紀ブーム」だそうで、町並みは今と同じ……(笑)。
posted by まつもとかなめ at 22:43| 漫画